timtimny’s 資産運用と酒と御朱印

投資信託による資産運用と趣味についてつぶやきます

つみたてNISAの出口戦略について、カン・チュンドさんとたわら男爵の主張のどちらが正しいのか…考えてみた

さっそく、ご両名の主張を確認してみましょう。

まず、カン・チュンドさんの主張は以下の通りです。

 

一方、たわら男爵は以下のように述べています。

つみたてNISAの出口戦略は極めて簡単(利確は一切不要) - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

 

※男爵は敬称ですので、たわら男爵様とか、たわら男爵さんといった二重敬称はしていません。社長様や社長さんといった二重敬称を使うと、ビジネスマナーを疑われてしまいますからね…。念のため。

 

はたしてどちらの主張が正しいのでしょうか?なんだか、どちらも正しいんじゃないか?と思えてきますよね。


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そこで金融庁のWebサイトを見たところ、以下のQ&Aがありました。

Q22:つみたてNISA勘定で非課税期間(20年間)が終了すると、口座内で保有している金融商品はどうなりますか?

(1)非課税期間20年間が終わると、つみたてNISA勘定のETF株式投資信託は、特定口座や一般口座などの課税口座に非課税期間終了時の時価で払い出されることとなり、つみたてNISA勘定で保有していた間の値上がり分には課税されません。

 

上記のことから、非課税期間(20年間)が終わった金融商品は、その時の時価によって取得価額が算出され、課税口座に移管される、ということですね。

※当初は「払い出す」という記述から、金融資産が売却され現金として移管される、と書きましたが、日本証券業協会「つみたてNISAに関するQ&A」のQ17を読むと、金融商品としてそのまま移管されると書かれていましたので修正しました。

http://www.jsda.or.jp/sonaeru/oshirase/files/tsumitate_nisa_qa.pdf

 

よって、たわら男爵の主張(利益確定せずにそのまま特定口座に移管する)が正しいと思いますが、いかがでしょうか?

 

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