timtimny’s 資産運用と酒と御朱印

投資信託による資産運用と趣味についてつぶやきます

投資とはまったく関係ありませんが、ビックカメラの店頭で本日がボジョレー・ヌーヴォー解禁日ということを知りました

本日の帰宅途中に、乗換駅である有楽町駅近くのビックカメラ店頭で、ボジョレー・ヌーヴォーの試飲会をやっていました。 

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私自身はワインにあまり興味がないので、2017年のボジョレー・ヌーヴォー解禁日が本日だったことをビックカメラで初めて知ったわけですが、昔と比べてあまり騒がれていない印象を受けました。

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普段テレビを観ないため、私が流行から取り残されているのかと思いましたが、どうやらボジョレー・ヌーヴォーは、全盛期だった2004年の輸入量104万ケース/1248万本をピークに、2016年には50万ケース程度と半減しているようです。

 

一方、ワイン市場自体は年々拡大しているようです。メルシャンが発表している「2017年 日本のワイン市場」を見ると、ワイン全体の輸入量と人口一人当たりの消費量は2008年あたりから右肩上がりで伸びていますので、「ボジョレー・ヌーヴォー」ブームは去ったものの、ワインは日本市場に着実に浸透していることが伺えます。

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出典:メルシャン 2017年 日本のワイン市場

 

なお、同資料によると、1970年代以降に国内でワインブームがたびたび起こっており、現在は2012年から始まる第7次ワインブームのようです。

第1次:1972年 本格テーブルワイン市場開幕
第2次:1978年 1,000円前後のワインが人気
第3次:1981年 詳細不明
第4次:1987~90年 ヌーヴォー&高級ワイン
第5次:1994年 ワンコイン低価格帯ワイン登場
第6次:1997~98年 赤ワインブーム
第7次:2012年~ 低価格輸入ワイン市場拡大

たしかに食品スーパーのお酒コーナーでは、安いワインであれば1,000円以下で販売されていますし、少し前には「日本がEUから輸入するワインの関税を撤廃する」という記事も出ていたことから、今後もワイン市場・ワイン愛好家には追い風が吹くものと思われます。

 

ちなみにさきほどの「DIAMOND online」の記事によると、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁に合わせ、毎年のように「過去最高」という販促メッセージが繰り広げられてきたようです。 

1996年「10年に一度の逸品」
1997年「1976年以来の品質」
1998年「10年に一度の当たり年」
1999年「品質は昨年より良い」
2001年「ここ10年で最高」
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」
2003年「100年に一度の出来」
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2015年「ボジョレーの帝王と言われるジョルジュ・デュブッフ氏をして『わが人生最良のヌーヴォー』」

日本では1990年代前半からデフレに突入しましたが、ボジョレー・ヌーヴォー界隈では少年ジャンプの漫画にありがちな「パワーインフレ」の様相を呈しています。

 

ちなみに2017年の出来栄えについてはどうなのでしょうか?ENOTECAのサイトを訪れてみました。

<11/16(木)解禁!>2017年ボジョレー・ヌーヴォー | ワイン通販のENOTECA(エノテカ)

2017年は太陽のヴィンテージ!
今世紀最高と称される2015年を上回る、芳醇さと優美さが魅力。

輸入量は半減していますが、(むしろ半減しているからこそ?)出来栄えは今年も過去最高のようです。

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